注目は、雇用統計を始め経済指標が目白押しの一週間になるでしょう。また週明けはレーバーデーがあり、3連休となります。その前に先週の相場を見てみましょう。

先週一週間の相場振り返り・8月24日-8月28日

先週一週間のアメリカ市場を見ますと3指数とも上昇、8月相場は堅調で推移しました。特にハイテク株は勢いを増し1か月で１２．５％ほど上昇してました。金融緩和マネーが、決算の良かった銘柄、ハイテク企業に流入しました。27日のジャクソンホール会合(オンライン)でのパウエル発言をうけ引き続き、株式、金に資金流入しました。

今週の相場予想(8月31日-9月4日)

来週は、もう9月ですね。秋ですね。

今週は重要な経済指標が目白押しです。1日に米8月ISM製造業景況指数があります。

また2日に8月ADP雇用統計と、米国の耐久財受注などがあります。

また、4日の9時半には、米国8月雇用統計の発表が予定されています。

そして、週明け7日はレーバーデー(労働者の日)でNY市場は休場となります。

この米国雇用統計とNY市場3連休後の市場は、相場情勢が一変する可能性がありますので注意が必要です。

今週の経済指標・8月31日-9月4日

8月31日

中国・製造業PMI（購買担当者景気指数） 08月　予想 51.1

インド・実質ＧＤＰ 4-6月期　 3.1%

ドイツ・調和消費者物価指数（速報） 08月

9月1日

日本・雇用統計 07月
豪・中銀政策金利 09月　0.25%
ユーロ・雇用統計 07月
ユーロ・消費者物価指数（HICP）（概算値速報） 08月+9.6pips
アメリカ・ISM製造業景気指数 08月 -13.9pips

9月2日

豪・実質ＧＤＰ 4-6月

アメリカ・ADP雇用者数 08月
アメリカ・製造業新規受注 07月
アメリカ・耐久財受注（確報値） 07月-8.1pips

9月3日
アメリカ・新規失業保険申請件数 08/23 – 08/29
アメリカ・貿易収支 07月
アメリカ・ISM非製造業景気指数 08月

9月4日
アメリカ・雇用統計 08月+5.3pips

レーバーデーは、週明け9月7日

週明けレーバーデーがあります。レーバーデーは、アメリカの連邦政府の祝日の一つです。「労働者の日」の意味です。

9月最初の月曜日になります。今年は、雇用統計を挟み3連休になります。

最初にレイバー・デーが祝われたのは、1882年9月5日、ニューヨーク市においてでした。かなり昔からお祝いされていたのですね。

レーバーデー後は、相場が急変するというアノマリーがあります。そのため注意は必要でしょう！