つみたてひろむ2020/09/07 08:48
お早うございます❕今日は、朝モーサテでSBI証券の伊藤一さんが相場のサイクルの話をしていたので、簡単にまとめたいと思います。
今現在は、金融相場というものです。実際金融相場とはどのようなものなのでしょうか?注意しないといけないところはどこなのか?を見ていきたいと思います。
金融相場のほかに、業績相場、逆金融相場、逆業績相場などがあります。
目次
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相場のサイクルについて❕❕
相場には、サイクルがあります。
業績相場👉逆金融相場👉逆業績相場👉金融相場👉業績相場👉逆金融相場👉・・・・。というサイクルです。
ではそれぞれどのような相場の状況を言うのか見ていきましょう。
1、業績相場・・・景気が良くなり、企業業績が拡大してそれを評価することで株価は上昇局面を迎えます。そのことを業績相場と呼びます。
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2、逆金融相場・・・その後、企業活動は盛んになり過ぎて企業を中心に資金需要が増えて金利が上がり企業活動が縮小します。株価は下落します。
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3、逆業績相場・・・それがさらに進みますと、企業業績は悪化に転じこれを反映して株価は下落します。
4、金融相場・・・・その後、企業業績が悪いため需要が落ちて、金利は下がります。しかしながら、企業の資金の需要もすぐには回復しませんが、株式や金融商品に資金が入り株価が上昇に転じます。これを金融相場といいます。
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5、業績相場・・・その後、社会のムード、企業の資金需要が回復して、企業業績が上昇し始めます。2サイクル目ですね❕❕
今は金融相場❕❕
そして今現在は、金融相場です。
3月23日・コロナショック以降は、金融相場へ
3月23日の世界規模のコロナショックにより「金融相場」への転換がおこなわれました。
アメリカのFRBは、(ヨーロッパECB、日本銀行、豪州、アジアなどすべての国の中央銀行)が、景気刺激策として資金供給しました。いわゆる「金余り状態」ですね。。
ダブついた資金が株式市場に流れ込み、不景気の株高現象が起きているのですね!!
しばらくは、そのような方向性で動く可能性が高いです。
そのため、景気の良い時と、景気の悪い時では、あなたもポジション調整をしなければいけないかもしれませんね。
ただ比較的、金融相場は投資家にとっては簡単といわれています。
上昇しているモノに飛び乗っていればよいからです。
金融相場の注意点❕❕
ただし、注意点もあります。それは、景気動向です。
物価が上昇してきますと、それは、金融引き締めに向かうサインでもあるからです。金融緩和👉引き締めに向かう時は金利に注意が必要です。
FFレート(政策金利)に関しては、しばらくは0金利政策をとるようです。しかしながら、米国10年国債の利回りに関しては、意図的に操作されない部分があるのです。
そのため、10年国債利回りに注目することが必要です。。
米国10年国債利回りの金利に注意❕❕
ここのところ急激に、10年債が売られ、金利が上昇しています!!
0.721%です・・。
アメリカ10年国債(長期金利)とは、FFレート(政策金利)と、将来の物価上昇予想がプラスされたものです。
そのため、金利が上昇するということは、金融引き締めが近づいている?ということになる可能性があるのです。
つまり株価は下がる要因になるのです。そのため金利は、毎日監視( ;∀;)しておきましょう!
金融相場は続く❓❕
金融相場のサイクルは、5年から7年といわれています。であれば、しばらくはこの相場が続く可能性もあります。
ただし、、上記の通り、米国10年国債に注目し、金利がないコモディティ、、例えば金だったり、原油だったりに注目していると良いでしょう。
また金利上昇に強い銀行セクターも注目してみると良いでしょう。