お早うございます！先週一週間のニューヨーク市場は、金曜日にナスダック市場は下落しましたが、一週間で見ますと上昇しています！

Dow Jones 　27,433 　　　　　　3.80%
S&P 500 　　3,351 　　　　　　　2.45%
NASDAQ 　　11,139 　　　　　　2.14% 

先週は、雇用統計、4-6月決算等大切なイベントが多い中、コロナ感染者の増加、米政権と民主党との追加緩和が物別れに終わったりとアクシデントも多くありました。

ドルの下落、そして金、原油などのコモディティの上昇、またトルコリラショックなど、夏枯れ相場の中、様々なことが起きました。レバノンの事故も世界を震撼させるような映像が印象に残りました。

今週はどのような、経済イベントがあるのか？企業決算などどのようなことに注目するべきかを見てみましょう！！

今週の経済イベントは、米国小売売上高に注目

今週の経済指標は先週に比べますと少ないモノの重要な指標もあります。

英国、ユーロ のGDPデータの発表があります。また米国と中国の小売売上高が表示されます。またニュージーランド、メキシコは、金利政策の発表があります。

スケジュールを確認してみましょう。

8月12日

11:00 　ニュージーランド準備銀行　政策金利 

15:00　イギリス 6月 月次国内総生産（ＧＤＰ） 　

21:30　アメリカ　7月 消費者物価指数（ＣＰＩ）

8月14日

18:00　ユーロ　　4月～6月　ＧＤＰ
21:30 　アメリカ　7月小売売上高

等があります。

この中で注目するべきは、アメリカの7月の小売売上高でしょう。

米国小売売上高はなぜ重要か？

そもそも小売売上高とは、百貨店や、スーパー、コンビニ等の小売・サービス業の月間売上高について、サンプル調査をベースにした景気関連の経済指標のことを言います。

消費者が商品購入に使った金がわかります。元々アメリカは、消費大国といわれています。アメリカ経済の7割は、国民の消費で支えられています。そのため、それが滞ってしまうと景気がいっきに落ち込んでしまうのです。

そのため、このようなコロナ禍においては、1つのポイントとなるでしょう。

アメリカ国民は今回たくさんの給付金を受け取っています。とはいえその資金が世の中に回らないようでは、結局景気は良くはならないということになるのです。

アメリカの主要企業4-6月決算発表

今週は、決算発表の山場も過ぎています。今週決算発表の会社は、13社を予定しています。

8月10日

マリオット・インターナショナル　MAR

マリオットホテルグループですね。コロナ禍では一番ダメージを受けている会社といえるでしょう！！

8月12日

シスコシステムズ　CSCO

ＩＴネットワークやその他製品を設計・製造・販売している大企業です。今回の決算はどのような結果となるでしょう。

8月13日

アリババ・グループ　BABA

アリババは中国の大手イーコマース企業です。コロナ禍において同業種企業は良い決算を出しています。どのような決算発表になるでしょう？

ノーザン・ダイナスティ・ミネラルズ　NAK

この会社は、鉱物資産の探査を行う会社です。

上記決算になどに注目しましょう！

良い一日を！！