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テスラ株2,000ドル超・2020年8月21日
お早うございます!昨日のNY市場は、3指数上昇で引けました。新規失業保険申請者指数は、予想を上回り110.6万件増加となり、またフィラデルフィア連銀景況指数も予想を下回ったことから下落して始まりましたが、テスラが、一時2,000ドルを突破し、ハイテク企業への買い注文が殺到したことなどあり下げ渋りました。
ダウ平均 27,739.73 + 46.85 +0.17%
S&P500種 3,385.51 + 10.66 +0.32%
NASDAQ総合 11,264.95 + 118.49 +1.06%
新規失業保険申請者指数(8/9~8/15)は110.6万件
新規失業保険申請者指数は、予想92.5万件を上回り、労働市場の回復には時間がかかることを示唆しました。前週は83万件でした。
特にニューヨーク、ニュージャージー、テキサスは申請者数が増加しました。
フィラデルフィア連銀景況指数は、17.2ポイント
フィラデルフィア連銀景況指数とは、ペンシルベニア州の一部、ニュージャージー州、デラウェア州の地区連邦銀行であるフィラデルフィア連銀が、区域内の製造業の景況感や経済活動状況を指数化したものです。ISMの先行指標としても用いられます。
分岐点は0です。プラスが好況、マイナスが不況となります。
今回は、予想20.8 結果は17.2でした。前回は24.1でした。
ナスダック高値更新・11264.95ドル
昨日は、経済指標がパッとしませんでしたが、ハイテク株大手が買われ、またまたナスダックは、11264.95ドルと高値更新しました。
テスラ一時2,000ドル・ウォルマートを超える
そんな中、テスラの株価は一時2,000ドルを超えました。アメリカの老舗小売り大手のウォルマートの時価総額を超えました。
凄いですね・・。ウォルマートを超えた。。
毎日ニュースに事欠かないテスラですが、昨日は、パナソニックが、テスラ向けEV電池生産能力を増強することがニュースで伝わりました。その投資額がなんと100億円規模です。
時代は、電気自動車なのでしょうね。
テスラは2010年6月29日にナスダックに上場しました。その際の公募価格は、たったの17ドルでした。初日取引は23.89ドルで終えました。
初めは赤字垂れ流しの、、評判ばかりが先行する企業でした。それが、直近の決算で好決算を4四半期連続で黒字決算を出し、そこから株価は急上昇しています。
コロナショックに見舞われ、一時300ドル台に逆戻りしましたが、ついに2,000ドル台突入です。
とうとうここまで来たか・・と感じます。
「株価は1万ドルになる」というアナリストの声もあります。
余談ですが、明日22日川崎のラゾーナにテスラモデル3の試乗をしに行きます。車に全く興味のなかった私が、初めて興味を持った車です。
トランプ大統領、バイデン氏の生まれ故郷で指名受諾演説
トランプ大統領は、バイデン氏の生まれ故郷で受託演説を行い、バイデン氏に対する批判を展開しました。
トランプ大統領は、バイデン氏の生まれ故郷の郊外で、数百人の支持者を前に演説しました。
ペンシルバニア州は、大統領選の行方を左右する可能性が大きい激戦区の1つです。所謂「ラストベルト」。その激戦区を制する狙いがあります。
「彼(バイデン氏)は、ペンシルベニア州、クライストンを見捨てた。世紀に渡り国を売り、米国の雇用を奪い、他国が米国の雇用を奪うのを許した」としました。
オバマ政権批判ですね。
また、北米自由貿易協定(NAFTA)や中国の世界貿易機関(WTO)加盟、パリ協定などを引き合いに出して、これらの政策は、ペンシルベニアの人々に害をもたらしたと主張しました。
トランプ大統領は、2016年度前回の大統領選で、ここペンシルベニア州の票4万5000票差で制することができました。
それは、経済が衰退した「ブルーカラーの雇用」を約束して、票を勝ち得ることが出来たのです。
今回もそのようにこの地域の票を取りたいのです。現在の世論調査によると同州ではバイデン氏が6%ぽいんとリードしているようです。
日経平均株価は?
日経平均先物の価は23,000円
今日の日経平均株価は、昨日のニューヨークを受けて上昇して始まるでしょう。23,000円を回復するでしょう。ただ為替が若干円高水準(105.74円)なので 輸出産業などは、軟調でしょう。週末ということもあり相変わらず薄商いが予想されます。
予想レンジは、22,900円~23,300円
今日は週末ですね!楽しい1日でありますように!!