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血しょう治療承認へ2020年8月25日
お早うございます!昨日は、アメリカ市場は、3指数とも上昇。ダウは続伸、ナスダック、S&P500は最高値更新しました!アメリカ市場はすごいですね。FDA(アメリカ食品医薬品局)が、血漿治療の幅広い使用を許可しました。また、英国オックスフォードとアストラゼネカ開発中のコロナワクチンについて、米政権が大統領選挙前の実用化のため通常の規制基準急ぐと報じました。
ダウ平均 28,308.46 + 378.13 +1.35%
S&P500種 3,431.28 + 34.12 +1.00%
NASDAQ総合 11,379.72 + 67.92 +0.60%
FDAが、血しょう治療の幅広い使用を許可
コロナに感染したのち回復した患者の「回復者血しょう」に、コロナを撃退する「抗体」が含まれているというのです。
その「血しょう」を取り出してコロナ患者に投与して、安全性、効果などを確かめる臨床実験が行われています。
アメリカのトランプ大統領は、FDA(食品医薬品局)が緊急の使用を許可したと発表しました。
また、FDAのハーン局長も「すでに7万人以上が回復者血しょうの投与を受けている。生存率が大幅に改善したという結果も得ている」としたうえで、緊急使用の許可によりより多くの患者がこうした治療を受けられるようになるとしました。
アメリカではウイルスに感染して回復した人に血しょうの提供を呼びかける運動が広がっていて、俳優のトム・ハンクスさんが提供したことでも話題になりました。
またワクチンに対してもトランプ政権は発言しています。
大統領選前までに、ワクチン実用化?
トランプ大統領は、コロナ対策の分野の重要政策を発表しました。
コロナ対策については、年末までにワクチンを開発し、来年には社会を元の状態に戻すとしています。
トランプ大統領は、なんとか大統領選前に、「コロナワクチン承認」をして欲しいと考えているようです。
ツイッターでも、FDAが、11月3日の大統領選まで、わざと承認を遅らせているということも発言しており、批判をして判断を急ぐようはっぱをかけています。
ワクチン見つからない可能性も・・・WHO発言あり
一方でWHOの見解は、少し違います。
世界各国で大手、中小企業もコロナワクチンの開発を進めていますが、WHOのテドロスさんは、今月の3日に有効なワクチンは見つからないのではないか?との発言もあります。
コロナワクチン開発に対する懸念加速
WHOによりますと、現在、臨床試験に入っているCOVID-19ワクチン候補は29種類あります。
その中で、開発が最も先行しているのが、英オックスフォード大と英アストラゼネカのアデノウイルスベクターワクチン「ChAdOx1-S/AZD1222」、
また、米モデルナのmRNAワクチン「mRNA-1237」です。
ロシア保健省はスプートニクV承認も安全性疑問??
また、ロシア保健省は8月11日、国立ガマレヤ研究所(モスクワ)が開発したCOVID-19に対するウイルスベクターワクチン「スプートニクV」を承認したと発表しました。COVID-19ワクチンの承認は世界初です。
ただし、同ワクチンはまだ臨床試験を実施している段階で、安全性や有効性には疑問の声も上がっています。
引き続き、コロナ、コロナ、ですね。コロナワクチンが承認されるかしないかで、大統領選にも影響があるのでしょうか?
共和党全国大会開催
米共和党全国大会が24日、ノースカロライナ州シャーロットで始まりました。正式にトランプ大統領が大統領選の候補に指名されました。
MAGA(Make America Great Again)を掲げ・・トランプ大統領再選なるのか?
日経平均株価は
昨日の米国市場を受けて、日本株式も堅調な動きになる可能性があります。堅調なハイテク株に加え、金融、エネルギーなども買いが入りやすい地合いでしょう。ただし、アメリカのジャクソンホールのイベント前ということもあり、相変わらず様子見する投資家も多いので買い一巡後は、弱含むでしょう!
今日も暑そうですね。良い一日を!!