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ダウ強い❕個人消費支出良好・毎日経済ニュース2020.8.29
お早うございます!昨日は、日本の安倍首相辞任のニュースが入り日経平均には影響がありましたが、アメリカの市場は、3指数とも上昇で引けました。S&P500、5日連続上昇、ナスダックは最高値更新、NYダウ指数も続伸でした。
ダウ平均 28,653.87 + 161.60 +0.57%
S&P500種 3,508.01 + 23.46 +0.67%
NASDAQ総合 11,695.63 + 70.30 +0.60%
相変わらず、アメリカ市場は強いですね。
7月の個人消費支出
朝方発表されましたアメリカ7月の個人支出の結果は、市場を押し上げる要素としては十分でした。
予想1.5% 結果1.9%でした。
この個人消費支出は、米商務省経済分析局が米国の個人の消費について調査したものです。また、米国GDPは、7割が個人消費になります。そのため今後の経済を植わなう上では非常に重要な指標となります。
7月-9月に経済が大きく持ち直すとの見方が広がりました。
上院共和案に3,000ドル上乗せ1.3兆ドルの追加緩和案
さらに、、
米国の大統領補佐官メドウズ氏は、追加のコロナ対策について、上院共和案に3000億ドル上乗せした1.3兆ドル規模であれば、トランプ大統領は受け入れる用意があるとの見方を示し、買いを加速させる材料となりました。
ダラス連銀カプラン総裁、ガイダンス必要ない
9月のFOMCでフォワードガイダンスを示す方向で固まっていたかのように見えていましたが・・・。ダラス連銀のカプラン総裁は、昨日ブルームバーグのインタビューで、フォワードガイダンスについて「待ったほうがよい」と述べ、「新型コロナウイルスの動向をより明確につかみたい」「フォワードガイダンスはこれまでに十分示してきたと考える」と語りました。
確かにそうかもしれませんね。。
個別の企業ニュースとしましては・・・
コカコーラ早期退職者4,000人募集
アメリカの大手飲料メーカーのコカ・コーラが、コロナによる影響で売上高が打撃を受けています。そのため、米国の従業員を含む4000人の希望退職を募ると発表しました。
このニュースを受け株価は、3.32%上昇!!!
TikTokの買収関連株上昇
また、TikTok(ティックトック)の買収関連銘柄の株価を調べてみました!!
ウォルマートは、3.67%上昇
マイクロソフトは、2.33%上昇
オラクル株価0.7%上昇
なお、オラクルは、買収劇に参加しないことが明らかになりました。
オラクル株価は、0.7%上昇していますね!
米南部、ローラで6人死亡 被害は、予想下回る
27日未明にローラが上陸しました米南部ルイジアナ州では、建物の屋根や窓ガラスなど吹き飛ぶなどの被害がありました。少なくとも6人の死亡は確認されました。
同州のジョンベル・エドワーズ知事は、予想されていた「壊滅的」被害は出なかったとの見解を示しました。
知事は、予想されていた「壊滅的」被害は出なかったとの見解を示しました。
昨日は、安倍首相が辞任するという大きなニュースがありました。
安部首相は、トランプ大統領と週明け電話会談
昨日正式に、安倍首相は、辞任を表明しました。「病気と治療を抱え、体力が万全でない中、大切な政治判断を誤ることがあってはならない。国民の負託に、自信を持って応えられる状態でなくなった」と語りました。
次の総理大臣が任命されるまでの間、職務を続けることにしております。週明けには、トランプ大統領との「日米首脳電話会談」を行う方向で調整しているほか、ミサイル防衛体制を含む新たな安全保障戦略についても方向性を示したいとしました。
後任が、石破氏だと日本株価に影響あり
後継総裁がだれになるかで、今後の相場は大きく影響を受けるでしょう。今現在の有力候補としては、石破茂元防衛大臣、麻生太郎財務大臣、菅義偉官房長官、岸田文雄政務長官などが有力視されています。
金融緩和、景気刺激策を中心としたアベノミクスと基本部分で政策が異なることになりますので、株価が冷え込む可能性があります。
例えば、麻生氏などが後継総裁となる場合などは、ほとんど株価に影響が出ることはないという報道もあります。
【安部首相辞任について、海外における評価】
海外メディアは今回の安倍首相の辞任をどのように見ているのでしょうか?
米国NYタイムズ紙は偉業を成し遂げたが、憲法改正到達できず
アメリカのニューヨークタイムズは、「安倍総理は、トップの交代に慣れている国で8年近く首相を務め、偉業を成し遂げた」としています。
また、「憲法改正や北方領土の返還などいくつかの目標を達成できなかった」と報じています。
韓国メディアは、新しい首相に注目
韓国のメディアは、「安倍総理大臣は歴史問題について強硬な態度を示してきた。新しい総理が就任すると、韓国との関係でどのような変化があるかも注目される」としています。
朝鮮日報は、任期最長だが、コロナで人気は低下
また朝鮮日報は「今月24日に連続の在任期間が歴代最長となったが、新型コロナウイルスへの対応の失敗などで支持率が低下していた」と伝えています。
ロシア 国営メディアでは、平和条約交渉を続けてきた功績
ロシアでは、プーチン大統領が、平和条約交渉を続けてきたことについて触れました。
米 ワシントン・ポストは、トランプ氏と親密、憲法改革はできず
ワシントンポストは、アベノミクスを通じて日本経済を復活させようとしたが、抜本的な改革はできなかった」との見方を示しています。また、「憲法改正にも至らなかった」としています。ただしトランプ氏との親睦を深めた唯一の総理大臣だとも伝えています。
仏 AFP通信は、プレッシャーをため込んだ
フランスのAFP通信は、安倍総理大臣は連続の在任期間が歴代最長となるなか、健康上の苦痛によってプレッシャーをため込んだようだと分析しています。またコロナ対策における失態「安部のマスク」を報じ批判を浴びたとしています。
米 CNNテレビ、トランプ氏と関係構築できた国際的リーダー
アメリカのCNNテレビは、初めてトランプ氏と関係構築できた国際リーダーだとしました。コロナ禍においてまた経済が低迷している中で、後任問題でまた混乱する可能性があるとしました。
英 公共放送BBC、アベノミクス評価、憲法改正できなかった
イギリスの公共放送BBCは、安倍首相は保守的であることを述べ、経済政策については、「アベノミクス」として知られる積極的な政策で経済成長を促したと高評価したものの、日本の防衛を強化し、軍事費の支出を引き上げたが、憲法9条の改正はできなかった」と伝えています。
中国 新華社通信、アベノミクスは、無に帰す。次の総理に注目
中国国営の新華社通信は、次の総理大臣について複数の政治家の名前を挙げ、中国が日本の政治の行方に高い関心を示しました。また、アベノミクスについては、結局は長年の成果はほぼ無だったとしました。
海外メディア報道について・・・
どのメディアも厳しいですね・・。それにお国の特徴が出ていますよね。中国は、次の首相のことばかりを報道していますね。
アベノミクスの評価については、意見が分かれるところです。良いと判断、良かったが失速してしまったという判断。全く意味がなかったという判断。報道の言い回しなのかもしれませんが・・。
コロナ禍対応に関しても評価しないという報道が多いですね。確かに・・。ただフランスのADP通信は、「安部のマスク」という文言を出しての批判でした。
どの国も共通していたのが、やはり憲法改正できなかったことへの言及でしょう!!
また面白かったのは、米国メディアは、誰とも親密関係を作らないトランプ氏と上手くやっていたと評価していました。
後任はだれになるのでしょうか・・。気になるとことですね。
今日も良い1日を・・!!