お早うございます！昨日のNY市場は、3指数まちまちでした。このところ好調だったハイテク株式中心に売られナスダック指数は、-97.09で引けました。また雇用統計は予想よりも良かったものの、雇用の伸びは鈍化しているという見方もあり、コロナ追加経済政策が決裂に終わったことへの失望などもありました。

ダウ平均 27,433.48 + 46.50 +0.17%
S&P500種 3,351.28 + 2.12 +0.06%
NASDAQ総合 11,010.98 -97.09 -0.87%

7月の雇用統計は、予想を上回る176.5万人

非農業部門雇用者数は176.5万人増加しました。

伸び率は、予想の160万人を上回ったものの前回過去最大の伸び率となりました４７９．１万人からは大きく鈍化しました。

そのため、コロナ感染者が再び拡大する中、景気後退からの回復が滞っていることが意識される結果となりました。

米国の追加コロナ対策協議は、決別

また、昨日は、米国政権と民主党指導部との間で、コロナ対策の追加の協議が行われ決着する見通しを予想していました。

しかしながら物別れに終わりました！！

内容は、民主党指導部は、これまで求めていました3兆ドル規模の経済対策を1兆ドル減額をして歩み寄りを見せましたが、政権側はこれを拒否しました。

トランプ大統領は、これを受け、「合意を望んでいるが、残念ながら進展はなかった」と述べました。

またトランプ氏は、ツイッターで「われわれは民主党と異なる方法で行っていく！」と民主党を痛烈に批判しました。

トランプ大統領令に期待

ムニューシン長官とメドウズ首席補佐官は、トランプ大統領が、失業給付加算の再開や家賃未払いによる立ち退き猶予の再導入などに関する大統領令を週末に発令するよう提言するとしています。

英アストロゼネカの供給2021年にも

イギリスのアストロゼネカのコロナワクチンについて1.2億万回分の供給を受けることで基本合意しました。供給に関しましては、2021年3月までに3千回分を確保する計画です。米国ファイザーの供給は、1.2億万回分の供給合意をしており2社目となります。

アストラゼネカの株価　8483.27ドル

大手企業なので、これぐらいのニュースですと、それほど株価にも影響はないです。

エーザイとバイオジェン・アルツハイマー病治療薬FDAが優先審査に指定

エーザイとバイオジェンは、アルツハイマー病治療薬候補アデュカヌマブが米食品医薬品局（ＦＤＡ）の優先審査に指定されたと発表しました。

これによりバイオジェンの株価は時間外に１０．１％上昇しました。

アルツハイマー病の進行を遅らせる薬は今のところありません。万が一治療薬が承認されれば大きな需要が見込まれます。期待したいですね！！

日本は、3連休、また今日からお盆休みの人も多いでしょう。初日の今日は天気は、イマイチですが、楽しみですね！！

良い1日をお過ごしください！！