つみたてひろむ2020/09/16 08:09
お早うございます❕昨日の米国市場は、3指数とも上昇しました。強いですね。為替は円高です。昨日は、追加の景気対策のニュースが再び浮上し、ハイテク株中心に買いが入りした。その後、民主党が拒絶したニュースが入り上値が重い展開となりました。
ダウ平均 27,995.60 + 2.27 +0.01%
S&P500種 3,401.20 + 17.66 +0.52%
NASDAQ総合 11,190.32 + 133.67 +1.21%
昨日の要因を見てみましょう。
目次
目次
- 1兆5000ドル規模の追加景気対策法を発表❓
- NY連銀製造業景況指数、9月は、上昇
- 米国鉱工業生産指数予想を0.6%下回る❕
- FOMCの発表待ちで様子見ムード
- シティグループ・リスク管理改善命令
- ビル・ゲイツ、ワクチンを信頼できるか疑問❓❕
- 日経平均株価は?
1兆5000ドル規模の追加景気対策法を発表❓
昨日、米下院超党派議員は、1兆5000億ドル規模の追加景気対策法案を発表しました。
その後、民主党はこれを拒絶しました。大統領選前には、決まらない?のでしょうか・・。
NY連銀製造業景況指数、9月は、上昇
NY連銀製造業景況指数は、
9月は、予想6.8% 結果17% でした。
9月のニューヨーク連銀製造業景況指数は前月から上昇しました。市場予想を大きく上回り、2018年以来の高水準でした。
出荷、受注の改善から製造業は、勢いを強めている状況をあらわしていいます。
米国鉱工業生産指数予想を0.6%下回る❕
8月米国の鉱工業生産指数は、予想1% 結果0.4% でした。
台風、ハリケーンなどで石油とガスの掘削と採掘に一時的かつ急激な低下をもたらしたため、鉱業生産は、4か月連続で増加しました。
FOMCの発表待ちで様子見ムード
株式相場は今月に入って調整局面に入っていますが、今後の展開を占う上で16日の連邦公開市場委員会(FOMC)のパウエル議長の政策発表をまつ様子見ムードが広がっています。
FOMCは、インフレに対して、より柔軟に対応する構えを示しております。「景気が減速する中でも、FRBは政策を変更しないとみている」
シティグループ・リスク管理改善命令
先日初のウォ-ル街、女性CEOを発表しました、シティグループですが、リスク管理の改善命令を怠ったとしまして、連邦規制当局は罰則を計画していると伝わってきています。
このことによりシティグループの株価は、6.92%下落しています。また昨日は他の金融株も下落しています。
金融株指数のSPSYは、1.4%安です。
8月に同銀行は、ヘッジファンド運営会社数社に9億ドル(約958億円)を誤送金していました。
シティ側の主張としては、1行員の人的ミスが原因だとしていますが、複雑なシステムなどの問題なども明るみになってきました。
ビル・ゲイツ、ワクチンを信頼できるか疑問❓❕
マイクロソフトの共同創設者のビルゲイツ、今はビルゲイツメリンダ財団で慈善事業を展開していますが、同氏によりますと、米国食品医薬品(FDA)米国疾病対策センター(CDC)を批判的に見ています。
ゲイツ氏によりますと、FDAは、トランプ大統領に11月の大統領選までに承認を迫られているというのです。
「政治的な利益の為に、科学と医学を軽視されてしまっている」と考えているようです。
ワクチンがコロナパンデミックを終わらせることができるかどうかは、ワクチンを承認するFDAの信頼が問題になるといっています。
大統領選までにどうにかしてワクチンが承認され、経済活動の再開を図りたい現大統領トランプ氏の思惑はあるでしょう。
だからといって、当然不完全なワクチンを世に出すようなことはもちろんあってはならないことではあります。
日経平均株価は?
日経平均先物の値は 大証比 10円安 23,320円でした。
今日の日経平均株価は、軟調でしょう。為替は、若干円高に推移しています。また明日のFOMCを控え様子見ムードが広がるでしょう。衆院解散・総選挙への期待はあるものの、市場への影響は限定的といえるでしょう。