つみたてひろむ2020/09/04 08:03
お早うございます❕❕昨日は、3指数ともそろって下落しました。ダウは、一時1,000ドルを下げる下落を記録しました。直近好調であったナスダック市場は、▲5.23%も下落しました。昨日発表の経済指標などは、それほど悪いものではありませんでした。直近1本調子の上昇の株価調整局面とみてよいでしょう。
ダウ平均 28,292.73 -807.77 -2.78%
S&P500種 3,455.06 -125.78 -3.51%
NASDAQ総合 11,458.10 -598.34 -4.96%
目次
目次
- ISM非製造業景況感指数は、56.9
- テスラ株、エヌビデア9%下落・ハイテク中心売り
- テスラ9%下落
- エヌビデア9.28%下落
- アップル8.01%下落
- メーシーズ8.1%上昇
- ホワイティング石油(WLL)は、21.38%上昇
- カーニバル・コープ5.21%
- 日経平均株価は、下落❕❕
ISM非製造業景況感指数は、56.9
【この数値は、全米供給管理協会(Institute for Supply Management)が、全米の非製造業の購買担当の役員に、新規受注、在庫、価格、雇用などの項目について、前月と比較し、「良い」、「変わらず」、「悪い」から選択してもらい、結果をパーセンテージで表したものです。50以上景気拡大、50以下景気悪化と覚えましょう。】
今回は、予想57.0 結果56.9でした。前回の58よりも下落しました。
ただし、コロナ禍のここ3か月の水準は、50%を超えています。
ただ、回復のペースが少し鈍化したとみてよいでしょう。ISM調査委員会は「回答者のコメントは大部分が楽観的、業況や経済に対する見方は業界によってばらつきがある」と説明しました。
テスラ株、エヌビデア9%下落・ハイテク中心売り
昨日は、テスラ、エヌビデア、アップル等ハイテク大手が大きく売却されました。
「これまで買われ過ぎ、ここからは、ハイテク株ではない銘柄が市場を牽引する」との声もあります。
このほかも、アマゾン・ドット・コムが4.6%安、フェイスブックが3.8%安など、下落。
実際はどうなのでしょうか?
テスラ9%下落
テスラは、前回の決算が好決算でした。直近で株式分割を発表しました。2につほど前にテスラの株式を、大株主である英資産運用会社ベイリー・ギフォードが3.42%ほどテスラ株を売却したことをきっかけに売りが売りを呼ぶ展開になりました。
エヌビデア9.28%下落
エヌビデアは、決算も良好でした。また直近では、新型グラフィックス半導体を発表し、従来の2倍の性能であることを発表しています。
アップル8.01%下落
アップルも、好決算を受けさらなる上昇をしておりましたが、7月30日に1:4の株式分割をしています。アップルは、単なるスマホを売っている会社ではなく、ウェアラブルや、新しい製品カテゴリーを生み出すことに成功しています。デジタル・サービスにも力を入れている企業へと生まれ変わりました。
今回の下落に関しては、特に悪い材料が出たわけではないです。
昨日大きく上昇した企業は、決算も芳しくなく、コロナ禍で業績悪化した企業が多く散見されました。金融緩和でじゃぶじゃぶマネー、、少し長い目で見ると悪くはないのではないかとの見解でしょうか??
メーシーズ8.1%上昇
例えば、小売り大手のメーシーズ。
確かにお安く放置されていました。
ホワイティング石油(WLL)は、21.38%上昇
デンバーにある石油会社ですが、業績不振の会社ですが、リストラを進めたようです。
凄いチャートですね。
カーニバル・コープ5.21%
昨日は、5.21%上昇しています。ご存知の会社ですね。日本のコロナのスポットになってしまった「プリンセスクルーズ」を所有している会社です。コロナ後当然のことながら株価は低迷していましたが、さすがに安いですね。
ハイテクも高値警戒感が強まり、バリューを物色されているようですね。バフェット氏も直近で日本株式を購入したりしています。
今晩は雇用統計です。また週明けはレーバーデーでお休みです。
週明けは、来週は、調整に入るのか?持ち直すのか・・・今晩の雇用統計にかかっているでしょう。今月のFOMCまでは、下落基調かもしれませんね。
日経平均株価は、下落❕❕
日経平均先物の値は、大証比375円安の2万3095円でした。今日の日経平均は昨日のアメリカ市場の下げをうけ、下落で始まる可能性があります。アメリカのハイテク企業群が売られましたので、日本でも同様のセクター中心に売られる可能性があります。
予想レンジ22,950円ー23,400円
今日は週末ですね。良い一日を!!