ユーロ圏の金融政策を担う欧州中央銀行【ECB】は、12日、利下げ、量的緩和の再開を決定しました。
利下げは、2016年3月以来の3年半ぶりです。
7月末に約10年半ぶりに利下げを実施しました米国連邦準備制度理事会【FRB】に追随します。
日銀も、必要ならば追加緩和も辞さない構えを見せており、日米欧は、金融緩和により景気下支えで足並みをそろえる可能性が出てきました。
ECBは、政策金利のうち市中銀行から預け入れられた余剰金に適用する「中銀預入金利」を現在の-0.4%から過去最低のマイナス0.5%に引き下げます。
ドラギ総裁は、米中貿易戦争、英国のEU離脱により「ユーロ圏経済の低迷は、長期化する可能性がある」としています。
また、米国のトランプ大統領による、追加関税の一部延期のニュースを受けて、ニューヨークは、そろって三指数上昇しました。
為替も円安ドル高に動きました。
本日の日経平均は、上昇する可能性が高いです。