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6月19日
お早うございます。
昨日のNY市場は、、
ダウ平均 26,080.10 -39.51 -0.15%
S&P500種 3,115.34 + 1.85 +0.06%
NASDAQ総合 9,943.05 + 32.52 +0.33%
当日発表の各指標などは、まちまちで、コロナウィルスの第2波感染拡大も相まって、ダウは小幅安、S&P500、ナスダックは、プラス。方向感の出にくい展開でひけました。原油の上昇を受けて、エネルギー関連株は、上昇しました。また、相変わらずAmazon、マイクロソフト、ネットフリックスなどIT関連は高く引けました。
では、代表的な指標を見ていきます。
イングランド銀行0.1%据え置き
まず英国では、イングランド銀行で0.1%の金利据え置きを発表しました。
日本の-0.1%よりはましですが、低いですね。。この発表を受けて英国の株価は上昇しました。
景気の動向を知らせるニュースで「消費者物価指数」という言葉を聞いたことはありませんか?総務省が発表しているこのデータ、いったいどのように読み解けばよいのでしょうか。
米国新規失業保険申請者指数は、小幅減少
また、米国での指標は、前週分新規失業保険申請件数は、150.8万件と先週からは減少しました。一時期は、週686.7万件もの新規失業保険申請件数にも上っていたのですね。
コロナウィルス第2波を懸念した緩やかなペースになるとはいえ、減少しました。👉
フィラデルフィア地区連銀6月製造業景気指数27.5回復
フィラデルフィア地区連銀発表の6月連銀製造業景気指数は、5月から大幅回復した。コロナウィルスによる製造業の落ち込みを払拭するような値まで回復。👆
徐々に指数は底入れ回復基調にも見て取れる指標です。
コロナ感染者数フロリダで増加
コロナは、フロリダ州でので感染者が大幅増加して8万5926万人にも上っています。新規感染者は過去最悪を記録してます。また、テキサス州の入院患者数は7日連続で増加しています。
ニューヨークでは、22日レストランなど外食OK!
ニューヨークは、22日から経済活動再開第2段階にすすみ、レストランの屋外スペースでの飲食が可能になります。米国が経済活動を再開させる中で、第2波発生への懸念が高まりつつある状況です。
ドル円小動き106.94円・・。
続いて為替も
米 ドル/日本 円 106.94 -0.02%
と小幅円高。
日経平均先物の値は、22,360円
CME日経平均先物の値は、、
22,360円です。
本日は、市場が開く前に
日本の5月全国消費者物価指数(CPI)と、
日銀・金融政策決定会合議事要旨があります。
これらの発表により、また週末ということもあり、株価が大きく動く可能性もあるでしょう。
では、今日は、毎月発表の全国消費者物価指数(CPI)について少し見てみましょう。
全国消費者物価指数(CPI)とは・・・
消費者物価指数って結構耳にしますよね・・。何となくわかるけれど、聞かれると?という方もいるのではないでしょうか?
今日は、簡単に、「消費者物価指数(CPI:Consumer Price Index)」についてお伝えをします。
消費者物価指数とは、消費者が、モノやサービスを購入する時の値段を総合的に表す指標のことです。日本の総務省が毎月発表しています。
調査対象となるモノ、サービスは、消費者の家計の支出の中で重要度の高いモノ、サービスから選ばれて、5年ごとに見直されます。
それらのモノ、サービスすべての商品を総合した指数「総合指数」、価格の変動の大きな、、例えば食品やなどを除いた500以上のの値段を集計した「生鮮食品を除く総合指数」も同時に発表されます。
景気の動向を読み解くカギとなる
これで何がわかるというと、、この指数をみて、物価の動向、変動などを見ることが出来ます。国民の生活の水準などを示す大切な指標の一つです。
経済政策に利用する
その調査結果により、経済施策だったり、金融政策、、年金の改定などに役立てているのです。
たとえば、、、
みんなが、たくさんのモノを買い物をしたり、旅行をしたり、電車に乗ったりとサービスを利用したとします。
そうしますと、需要があるので、それを供給する店や、会社は、値段を少し高めに設定することになります。値段を高く設定されてもみんなは今まで通りモノやサービスを受け続けると、物価というものは上昇していきます。
消費者物価指数は上昇します。
逆に、モノ、サービスなどを皆が、利用しなくなりますと、需要が減るので、それを供給する店や、会社は値段を下げざるを得なくなります。
直近はコロナ騒ぎで、完全に自粛傾向です。そのため、モノ、サービスなどは、あまり動いていないでしょう。そうなると、供給する店やサービスは値段を下げざるを得ません。これが長引くと、デフレということになります。
そうしますと、消費者物価指数は、下がる傾向にあります。
消費者物価指数は、経済の温度計
指数を見ながら、「体温が低めだな」「体温が上昇している」など、読み解くことが出来ます。
それが、「消費者物価指数は、経済の体温計」といわれる所以です。需要と、供給のバランスを見るうえでとても大切な指標といえます。
経済動向、今後の株価を占ううえでは非常に重要な指数といえます!!
5月全国消費者物価指数(CPI)予想
5月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 0.2%
日本 5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) -0.1% –
日本 5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く) 0.4%
上記は予想です。
予想より、高いか低いか、、その数値を見極めましょう!!