目次
朝の経済ニュース
お早うございます。昨日の米国市場は、3指数とも上昇しました。6月の米鉱工業生産指数は、前月比での伸びが1959年以来最大となりました。またゴールドマンサックスの4-6月決算、トレーディング収入が予想を大きく上回り好調でした。コロナ感染拡大は相変わらずですが、モデルナなどのコロナワクチンの早期開発期待もあり上昇しました!!
ダウ平均 26,870.10 + 227.51 +0.85%
S&P500種 3,226.56 + 29.04 +0.91%
NASDAQ総合 10,550.49 + 61.92 +0.59%
ゴールドマン・サックス・グループ決算・好調
コロナ禍で、ゴールドマンは当然決算は良好。個人的には、ゴールドマンは、トレーディング収入がいい・・そう思っていましたけれどもね・・。
実際驚くべき数字が出てきました。
ゴールドマン・サックス・グループの4-6月期決算では、株式と債券のトレーディング収入が前年同期から93%増えました。アナリストの予想を約25億ドルと大幅に上回りました。株式、債券の引き受け手数料も2倍に増えて、純利益は、24億2000万ドル(1株当たり6.26ドル)と増益しました。昨日のJPモルガン・チェース同様、株価は1.35%上昇して引けました。
モルガン・スタンレーなど本日決算
16日にモルガン・スタンレーとバンク・オブ・アメリカの決算があります。その前に、本日株価は上昇しました。銀行株指数は、2.9%上昇しました。
これ以外の決算も本日16日(米国時間)は決算が目白押しです。
モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカなど大手銀行決算。このほかには、ジョンソン&ジョンソン、そしてネットフリックスと続きます。。
ジョンソン&ジョンソン決算
決算楽しみですね。「じょんじょん」と呼びます。
ジョンソン&ジョンソン大手製薬、医療機器その他のヘルスケア関連製品メーカーの決算です。ベビーパウダー訴訟の問題を抱えてはいますが、アストロゼネカと共同開発を締結しています。
時価総額が、4000億の大企業です。株価は、148.26ドルですので16,000円程度で1株購入できます。配当利回りは、2.67%です。値動きの大きな企業ではありませんが、安定優良企業です。今回は、コロナウィルスの影響はあるモノの決算を見て長く持つには良い銘柄だと思います。
いくらから購入できる?:16,000円程度
1株配当:3.96ドル
ネットフリックス決算
そして16日17時ごろに大注目のネットフリックスの決算が出ます。ネットフリックスは、「FAANG(facebook,amazon,apple,netfix,google)」の1つとして世界的に成長を有望視されているネット映画配信サービスの会社です。
今回のコロナ巣籠需要で1-3月期業績を伸ばしたネット・フリックスが、今回4-6月決算はどうなのでしょうか?
1株当たり、56,000円程度です。1ドル107円換算
配当は、ありません。
今日の経済指標
今日の経済指標で主だったものは、ECBの政策金利発表と、米国の小売売上高があります。それ以外ですと、フィラデルフィア連銀景況指数、新規失業保険申請者指数の発表があります。
20:45 ユーロ ECB政策金利発表があります。 予想0.00% 据え置き
21:30 米国 小売売上高(前月比)発表があります。 予想5.0%
日経平均株価
日経平均先物の値は、22915円です。小幅安で始まる可能性が高いです。昨日の上昇の反動、また為替が少し円高に推移しています。1ドル106.92円です。ただ、米国市場の上昇相場を受けて、金融などに資金が入る可能性もあります。また最近注目が高い中国上海市場が始まりますと、それを受けて日本株も動くでしょう。今日もいい一日でありますように・・。