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バイデン候補について・7月10日
お早うございます。昨日の米国NYダウ、S&Pは、下落、ナスダックは上昇で引けました。米国の新規失業保険申請者指数は、131.4万人。先週の141.3万人からは、減少しましたが、コロナ感染再拡大が以前として高く長びく可能性ありダウ下落。ただし相変わらず強いハイテク株中心に昨日のナスダック市場はプラスで引けました。
ダウ平均 25,706.09 -361.19 -1.39%
S&P500種 3,152.05 -17.89 -0.56%
NASDAQ総合 10,547.75 + 55.25 +0.53%
新規失業保険申請者指数は、4月から順調に下落しています。
ただし、コロナ感染者世界で拡大しています。等々1200万件、米国では、300万人に増えています。
ワクチン開発にも時間がかかる可能性もあり、しばらくは経済活動再開には時間がかかるでしょう。
今年の11月にはアメリカの大統領選がありますが、それまでに株価は、上昇するのか?大統領選の後は??またトランプさんなのかバイデンさんなのかで株価はどのように動くのでしょうか?気になるところです。
今日は、バイデン候補について少し触れたいと思います。
民主党候補バイデンの演説
昨日は民主党候補であるバイデンさんが、東部ペンシルベニア州の金属加工施設で演説し、製造業強化に向けた行動計画を発表しました。
製造業を強化して、労働者の人々の雇用を生み出すとしました。
「トランプ大統領の大型減税は、富裕層を潤しただけの政策だったと述べ、中間層の雇用を長期的に確保するため製造業の基盤強化が必要であり、経済格差の是正に取り組みたい」と訴えました。
バイデンさんの政策
先端技術の研究開発や、米国製品の購入を4年間7000億ドル公的資金を充てて500万人の雇用を目指す計画を発表。
製薬や自動車、宇宙、情報通信、クリーンエネルギー分野などでの研究開発に3000億ドル捻出
対中国対策は、厳しく
また中国に対しても、不正な補助金だったり、為替操作だったりにも厳しく対処する姿勢を示し、中国のハイテク産業育成策の「中国製造2025」に対して米国の優位性をなくし、将来の産業を支配する取り組みであると批判しています。
トランプ大統領の政策との違い
トランプ大統領もバイデンさんも、アメリカの経済を一番に考える「アメリカファースト」は同じです。
違いは、バイデンさんは、製造業に力を注ぎ雇用を生み出し、労働者層中心の底上げの政策を打ち出しています。トランプ大統領のような減税、民間企業への規制緩和によっての雇用捻出という方法とは大きく違いがあります。
上記を考えますと、株価上昇においては、トランプ大統領の再選のほうが良いといえるでしょう。
ジョーバイデン候補
では、ジョーバイデンとはいったいどんな人物なのでしょうか?
年齢は何と77歳
ジョーバイデンは、前副大統領ですね。年齢は何と77歳と、トランプ大統領よりも3歳も年上です。日本でいうと後期高齢者ですね。
出身はペンシルバニア州スクライトン
出身はペンシルベニア州スクラントンというところで、4人兄弟の長男として1942年11月20日に生まれました。
父親は、事業に失敗しており子供のころは、貧しかったようですが、引っ越しをしたり職を変えたりし、バイデンが高校に通う頃は、やっと中流階級の生活をできるようになったようです。結構苦労していますね。
弁護士
バイデンは、学力優秀な学生で弁護士になり事務所を構えます。また身体が弱かったこともあり、ベトナム戦争には、運よく徴兵されませんでした。
政治活動は27歳の時
1969年初めて上院議員に選出されます。バイデンが27歳のころですね。そこから、家族の病気で一旦政治活動から離れることもありましたが、50年間の政治活動を続けている超ベテラン政治家です。決して平坦な道のりではなかった可能性はありますが、やっと白羽の矢が立ち民主党代表になり今回の戦いとなります。
バイデンは、持病の喘息や、吃音などを抱えておるので何となく弱者の見方のようにも感じますね。