LINE Financialと野村ホールディングス(HD)は、8月20日から、LINE証券をスタートさせました!
メッセージアプリ「LINE」上で株式の売買の提供を始めました。
これは、株式投資になじみのない若い世代に投資を知ってもらうという意味では非常に画期的なサービスといえるでしょう。
では、内容を見てみましょう。
目次
LINE証券ついにスタート
LINEアプリの「ウォレット」タブに表示される「証券」アイコンをタップします。
そこをタップすると、
口座開設申し込み
銘柄の売買
株価の確認などが行えるトップページが開くようなシステムです。
東証100社と日本のETF・手数料は無料
取引手数料は無料です。
数百円程度の銘柄を1口単位で取引できるところが魅力です!
通常株式を単元で購入する場合は、100株単位×株価=○○〇〇〇円という購入の仕方が一般的。
そのため非常に安い金額で購入することができるのです。
しかも、「LINE」という使い慣れたソースを使っての投資なので、ハードルは下がりますね。
ただし、日本に上場しているすべての銘柄に投資をすることはできません。
取り扱い銘柄はLINEが厳選した[日本の有名企業100社]
と[国内のETF(上場投資信託)]
身近な銘柄を[LINE証券」が選んでくれいています。
証券取引所を介さずに、取引する相対取引の形態をとっているため、1口単位の取引でも即座に注文を確定できます。
取引時間は午後2時50分~午後5時を除く
午前9時~午後8時までです。
ETFの夜間取引は対応していません。
20代~50代の社会保障の不安を感じる層向け
LINEユーザーは月間8100万人います。
今周りでも「LINE」を使っていない人はいないほど、、、ほとんどの人が使っています。
会社などのオフィシャルな場面でも信頼を得て使っている企業もあるくらいです。
そのためとっつきやすいということがあります。
今までは、証券会社に口座を作るようなことがなかった層でも、社会保障不安などを関して投資には少なからず興味はあるのです。
そういう層に向けてのサービスといってもよいでしょう。
そういう層の悩みは、3つあると思います。
1、知識不足・・・投資には興味あるけれど・・よくわからない。
2、資金不足・・・お金がたくさんないと始められないのではないか?
3、時間不足・・・忙しいので時間がない。平日は仕事しているのでなかなか相場を見る時間がない
投資には興味あるけれど・・・わからない
また投資には興味があるけれど・・・
「よくわからない」
「どこでどのようにはじめればいいのか?」
「何を買えばいいのかまよう」などです。
終身雇用の崩壊・年金制度の崩壊などを感じていて、老後資金をどのように準備してよいかわからないので、漠然と「株式投資」「運用」「投資」はしないといけないけれど・・・よくわからないという人も多いです。
お金がたくさんないと始められないのではないか?
次に心配なのが、お金です。
通常100株単位で株式を購入します。
そのため3000円する株式を購入するとなると、30万円を用意しなければなりません。
30万円は、LINE使用そうにとっては非常に大金です。
しかも、リスクを伴うと思うとなかなか飛び込めない世界なのです。
それを相対取引を取り入れることで、数百円から取引が可能です。
失敗したとしても、コーヒー代を我慢する程度の損失で済みます。
1つの取引で数百万のマイナスをするとなると心理的にもダメージを受けますが、少額でできるとなれば、「LINE証券」でまず株取引になれて、ゆくゆくは、取引を拡大していこうという足掛かりになります。
忙しいので時間がない。平日は仕事しているのでなかなか相場を見る時間がない
最後に、取引時間です。
通常の株式取引は、9時~11時半、12時半~15時
になります。
通常のサラリーマンは、この時間は、勤務時間でありなかなか「スマホ」をいじって株取引をおおっぴらにする時間などありませんね。
「LINE証券」であれば、夜8時まで取引時間があるので、安心して取引ができます。
上記の3点を払拭できるので、非常にありがたいサービスといえるでしょう。
ただ、、、セキュリティーはどうなのでしょう?
昨今、ビットコインなどの仮想通貨での取引で不正取引などセキュリティー面で問題が生じています。
そこらへんはどうなのでしょうか?
セキュリティーに関しては?
LINEアプリ上でのサービス提供になるので、起動時に承認が求められるようです。
さらに入金する時には、固有のパスワード、取引までに2回認証がもとめられます。
出金には、銀行口座を指定します。本人名義の口座しか出金できません。
LINE Pay口座も指定はできますが、固有のパスが必要になります。ということで安心といえるようです。
貯蓄から投資の本格化
「年金の崩壊」「終身雇用の崩壊」により今後将来資金を自助努力で積み立てないといけない時代が来るといわれています。ただ「わからない」ということが現状としてあります。
「かわらない」
「おかねがない」
「時間がない」
この3つの障害を乗り越えることができるかにかかっているとおもいます。
一見するとかるがると乗り越えられるのではないかと感じることができます。
ただ、この局面において金融危機などがあると、、なかなか市場にお金が入っていきません。
30年間言い続けられている「貯蓄から投資」
今度こそ乗り越えることができるのでしょうか???
LINE証券であれば、日本の金融の未来を変革していけるでしょうか??