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トップページ > 株式投資の基礎 > 株式投資 ファンダメンタルズ基礎 > ROEとESGは?

ROEとESGは?

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ROE、ROEとここ数十年にわたり、言われ続けています。

ROEが高いといい会社

イメージがあります。

そのため、企業もそれにむけて頑張ってきました。

しかし最近ESG、ESGといわれ始めています。

どのように違うのか?

どちらも高めることはできるのかをここでは考えてみたいと思います。

まずは、

目次

ROEとは・・・?

ROEとは、Return on Equityといって、自己資本利益率のことを言います。

自己資本(純資産)に対し、利益をどれくらい出せるかを示す、財務分析の指標のことです。

企業の収益性判断の指標として、また株式投資の指標として重要視されています。

ROEが高い銘柄は、良い会社という見方があります。

計算式は、、、下記のとおりです。

ROE(自己資本利益率)の計算

ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100

です。

とにかく純利益を上げることが、ROEを上げることにもなりますので、企業はROEがせめて15%程度になるように

自己資本を減らす努力をしたり、従業員の給与を節約する努力をしたりします。

どういうことかというと・・・

ROEで何を図るのか?

ROE(自己資本利益率)は、会社が、自己資本をいかに効率良く運用して利益を生み出すことができるのかを表す指標です。

株主から見ますと、自己資本利益率が高い会社は「自分が投資したお金を、上手につかって稼いでくれている会社」というイメージです。

逆に

自己資本利益率が低い会社は「自分が投資したお金をうまく利用できていない、効率のよくない会社」である判断され、投資家からのお金も集まりにくくなります。

特に昨今、ROEをよく見られるようになってきています。

ROEは、お金をうまく使っている会社というイメージです。

次に、EGSを見てみましょう。

ESGとは?

ESGとは、、なんでしょう?

昨今ESG、ESGとかなり新聞、雑誌などでももてはやされるようになりました。

では、ESGとは、どういうものなのでしょうか?

ESGとは、

環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)のことです。

つまり、今後企業は、環境、社会、ガバナンスの3つの観点が必要という考え方になってきているということです。

環境や社会や、企業の統治が、ダメな会社は、×をつけられて、良い企業というイメージはなく、長期的な視野で見て成長できない会社を意味します。

この考え方は、昨今世界的に広まってきています。

今までの財務内容だけを重視するのではなく、企業成長することを良いとする考え方です。

例えば、、、

利益をどんどん出している会社、、、

株主に利益を還元している会社、

健全な財務の会社を良いとされている会社

を良い会社としていた考えかたから、、

環境とか、、、

社会のことを考えたりとか、、、

会社の健全な運営とか、、、

そちらを考える会社のほうを良い会社とみる方向性に変わりつつあるということです。

ROEとESGの比較

では、ROEとESGを比較してみましょう。

両方は、相いれない考え方にも見て取れます。

ROE ESG
重視するもの 株主 環境・社会・ガバナンス
向き 外向き 内向き
引き締め 金融引き締め 金融緩和
利益 短期的 長期的

考え方が全く違いますが、、、、

ROEは、株主第一主義ということで、、、

できるだけ、利益率を上げるために、パイを小さくすることも考えていくことになります。

例えば、、、、取引先の企業に対して値下げをするように働きかけ、、、

従業員の給与も、据え置く方向、、、

銀行の借り入れは0金利で借りて、、、

といった具合に、、株主にどれだけ還元できるかだけを考えていってしまうということにもなりかねません。

この考え方自体は、、デフレ的な発想といえると思います。

逆に、、

ESGは、環境、社会貢献といった視点から企業経営を行うので、例えば、今期の業績があまりよくなくても、来期の利益を出せなくても、今後20年30年の長いスパンで、どれだけ環境・社会・そして自社のガバナンスを成長させることができるかを見ることができるという意味では、、、

逆転的な発想であるとおいうことが言えるでしょう。

そして、、、

株式投資をする上で・・・

株式投資をする上では、転換期であるということが言えます。

企業を選ぶ時の視点として、ROEといった視点で企業を選んでいては、見えてこないこともあります。

もう一つESGという視点で物事を考えていかなければいけないと思います。

環境、教育、研究、開発、

今後の日本の成長を担う企業という意味では、短期的な、決算書を見ながら、株式投資をする時代ではないということがわかります。

まとめ

ここでは、

ESG、ROEについて解説をしています。

今までは、ROEという株主第一という考え方から、ROEが高い会社が良い会社という考え方が横行していました。

しかしながら、数年前から、それだけでは、取引先に無理をさせ、従業員に無理をさせ、、また売り上げを減らす方向にしたりすることがありました。

ESGは、全く違う観点からの発想です。

まずは、環境配慮、社会への還元、自社の統制など、会社としてどうあるべきなのか?というところに着目した考え方であります。

今後の日本の経済成長は、資本を減らす・・・方向ではなく、すべてを伸ばすという方向性にシフトしていくと考えられます。

そのため、4半期決算よりも、長期的な目線で良い会社・・・という企業を探していく必要性があるのです。

それが日本経済の今後の伸びしろにつながる可能性があります。