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日銀短観8時50分発表 7月1日朝の経済
お早うございます!さわやかな朝ですね。30日の米株式相場は続伸しました。コロナ拡大は懸念があり、米中問題もまだ解決過渡期でありながらも、市場予想を上回る中国PMIなどが支えとなりました。S&P500は、1998年以来大幅上昇。そして、金は1,800ドル台を付けました。
ダウ平均 25,812.88 + 217.08 +0.85%
S&P500種 3,100.29 + 47.05 +1.54%
NASDAQ総合 10,058.76 + 184.61 +1.87%
相変わらずのIT・ハイテク株に人気が集まっています。マイクロソフト、インテルなど強いです。ただし、今後は、今は日の目を見ていない企業にも注目すると良いでしょう。徐々にそういう銘柄にも触れたいと思います。
今日の日経平均は、昨日の米国株式を受けて上昇で始まるでしょう!日経平均先物の値は、22,315円です。
日銀短観に注目
今日は日銀短観の発表があります。
今日は、この日銀短観について簡単に触れたいと思います。
日銀短観とは?
日銀短観とは、その名の通り、日本銀行が、年4回(3月、6月、9月、12月)に企業にアンケートを行いその集計結果分析をもとに今の日本経済を観測します。
「企業短期経済観測調査」を略して日銀短観といいます。
調査は、全国の大手企業、中小企業、製造業、非製造業などで分類して、1万社以上を対象に、業績や状況、設備投資の状況雇用などについて実績と今後の見通し調査します。
調査では全国の大手企業と中小企業、製造業と非製造業などで分けて、約1万社以上を対象に行います。
業績や状況、設備投資の状況、雇用などについて実績と今後の見通しを聞きます。
短観は回収率が高く、調査の翌月に公表(12月調査のみ当月に公表)されます。そのため、今日の発表は、5月に行われた調査に基づいています。
日銀短観・四半期大企業製造業業況判断は・・・
前回はー8、そして今回予想は₋31です。発表は8時50分です!!
相場が始まる前なので、この結果を見てのスタートとなるでしょう・・。
大企業製造業の数値を見ることがとても大切です。これはいわゆる、「日銀短観」を指しているものです。これだけ見ておけば十分です。
この結果は景気動向を占ううえで重要な経済指数となっています。
1983年~2020年の大手非製造業の日銀短観
1983年~2020年の大手非製造業の日銀短観の表です。大幅な落ち込みですね。
日銀短観・大企業全産業設備投資
大企業の全産業設備投資の発表もあります。これは、大企業すべての企業の設備投資です。参考までに添付します。前回1.8 1.3予想です。設備投資が増えますと、円が買われやすくなります。それだけ、円を使っているということになりますからね・・。